中途社員の歓迎会でのスピーチ例

中途社員を歓迎するスピーチは、まず段取り力です。段取りよくスケジュールを回す能力が司会者には要求されます。

そのためには、スケジュールを組み立てる、スケジュールを実行する実現力、準備するための根回し力が必要です。

今回は、中途社員の歓迎会でのスピーチ例をご紹介します。

中途社員のスピーチ内容は？

中途社員のスピーチ内容は、下のようなところに注意すべきです。

1、自己紹介
2、歓迎会を開催してくれたことへの感謝
3、入社の喜び
4、前職について
5、仕事への意気込み
6、上司や先輩に指導お願いの言葉

これらを手短に話せるスピーチでなくてはなりません。中途であれば新入社員と違って、スピーチのスキルも発揮しなければなりません。何度か練習を事前に重ねておきましょう。

中途社員による挨拶例

ここでは、中途社員による挨拶例をご紹介します。

未経験〜パート1

本日付けで□□部に配属となりました〇〇と申します。本日はこのような会に参加させていただき、誠にありがとうございます。

私は△△大学出身で業務未経験ですが、皆様にご迷惑をおかけしないよう、できるだけ早く仕事を覚えたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。

未経験〜パート2

昨日□□部に配属となりました〇〇と申します。よろしくお願いいたします。

本日はこのような会で歓迎していただき、誠にありがとうございます。

私はこれまで〇〇という仕事は未経験でして、慣れない仕事でご迷惑をおかけするかもしれません。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

経験者〜パート3

おととい付けで配属となりました〇〇と申します。本日はこのような会に参加させていただき、誠にありがとうございます。

私は以前△△で働いておりました。そこで4年間みっちりスキルを磨き、ご縁がありましてこちらの会社にお世話になることになりました。

これまでの経験を活かし、諸先輩方にご迷惑にならないように誠心誠意がんばって参ります。今後ともよろしくお願いいたします。

中途社員が挨拶するときのポイント

ここでは一般的な挨拶するときのポイントから中途社員が犯してしまいがちなポイントをご紹介します。

姿勢や表情

挨拶は第一印象です。つまり、姿勢や表情。初対面でしかも大人数の前で挨拶するのは誰でも緊張するもの。

ここでどれだけ姿勢正しく、笑顔で入れるかにかかっています。話しながら笑顔を作ることができれば、それだけで良い印象を与えられるでしょう。

ゆっくり話す

緊張すると、いつもより早口で喋ってしまいます。逆にいつもよりゆっくりと話すようにしてみます。聞く方も話の内容はほとんど聞いていないことが多いです。

ゆっくり話してみて、同じところは何度も違う表現で言っても良いくらいです。

大きな声で話す

緊張してても表情がこわばっていても、大きな声で話せれば印象は違います。がんばってるという雰囲気が出て、好印象につながります。挨拶が最初から慣れている人はいません。上手く挨拶することよりも、できるだけ素直に大きな声でハキハキ話すことを意識してみましょう。それだけで変わります。

歓迎会でむかえる側の挨拶例

ここでは、歓迎会でむかえる側の挨拶文例をご紹介します。

上司のスピーチ〜パート1

株式会社〇〇へようこそ。本部長をしている□□と言います。本日は皆さんとこのような時間を持つことができて大変勉強になりました。

また皆さんの前向きな様子に頼もしさも感じました。ぜひ、これから会社の発展、社員全員の成長のため、日々の仕事に励んでください。

挨拶は短いほうがいいと言いますので、簡単ではございますが、これにて締めの挨拶とさせていただきます。

上司のスピーチ〜パート2

この度は、入社おめでとうございます。当社ではこれまでの経験を存分に活かして仕事に励んで行っていただきたいと思います。我々もその経験から学ばせてもらえればと思います。

経験を活かせるとはいえ、最初は当社の業務に戸惑う部分もあるかと思います。

その際は、周りもサポートしますので、仕事で分からないところがありましたら、部署の中に質問してください。

今後ともよろしくお願いいたします。

上司のスピーチ〜パート3

株式会社◯◯へようこそ。今回、こうして皆さんを新しい仲間に迎えられたことを大変うれしく思っています。これまでの経験は、当社の業務にも通じるところが多々あると思います。

ぜひその経験を社内で共有していってください。

もちろん分からないことがあれば、気兼ねなく聞いてください。みんなで一丸となって会社を盛り上げていきましょう。これで私からの挨拶は終わりとさせていただきます。

上司の挨拶ポイント

ここでは上司が中途社員の歓迎会でスピーチするときのポイントをご紹介します。

歓迎の気持ちを示す

まずは歓迎の気持ちを示します。上司としてこの歓迎会に前向きな気持ちでいることをアピールしましょう。

これまでの経験を強調

上司として中途社員の経験を貴重なものであると評価していることを伝えましょう。

質問OKであることを伝える

慣れない職場で分からないことがあれば、気軽に質問できる環境であることを明確に伝えます。

締めの言葉

最後に簡単な挨拶を締めの言葉で終わらせます。

まとめ

今回は、中途社員の歓迎会で使えるスピーチ例をご紹介しました。